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「日本よ国家たれ」。この熱い思いを国民のみなさんに訴えるために、私は本書を一気に書き上げた。
これが私の持論だが、戦後日本の最大の不幸は国政を担当する政治家や行政をあずかる官僚に「愛国心」や「国家を守る気概」があまりみられなかったことにある。
戦前の日本は、時計の針でいえば右(国家主義)に大きくぶれて失敗した。戦後はその反動で、今度は時計の針が左(国家や主権を守る気概の軽視)に大きくぶれてしまった。
(中略)私は本書で、外交、国防、憲法改正といった国家の基本問題に見られる戦後日本特有の病理現象を数多く取り上げた。
また、直接体験したり、見聞したりした永田町の政治家や霞が関の官僚による「私益あって国益なし」、「省益あって国益なし」の思考と行動パターンを、あるがままに描き出してみた
---あとがきより抜粋--
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