日本よ国家たれ



「日本よ国家たれ」。この熱い思いを国民のみなさんに訴えるために、私は本書を一気に書き上げた。

これが私の持論だが、戦後日本の最大の不幸は国政を担当する政治家や行政をあずかる官僚に「愛国心」や「国家を守る気概」があまりみられなかったことにある。

戦前の日本は、時計の針でいえば右(国家主義)に大きくぶれて失敗した。戦後はその反動で、今度は時計の針が左(国家や主権を守る気概の軽視)に大きくぶれてしまった。

(中略)私は本書で、外交、国防、憲法改正といった国家の基本問題に見られる戦後日本特有の病理現象を数多く取り上げた。

また、直接体験したり、見聞したりした永田町の政治家や霞が関の官僚による「私益あって国益なし」、「省益あって国益なし」の思考と行動パターンを、あるがままに描き出してみた ---あとがきより抜粋--

 

  目次
各章より一部抜粋

第一章日本は主権国家 武器使用という現実を直視せよ
日本人に広がる国家への疑念 日本をおおってきた歪んだ観念
譲歩ばかりの日本外交 第四章この国をいかに守るか
中国になめられた日本 「国民の生命と安全を守る」ための有事法制
はなはだしい危機意識の欠如 現実問題としての国防
突きつけられた難民問題
自衛権はすべての国が持つもの
対中迎合の元凶「チャイナスクール」 過去からの宿題に取り組む日本
教科書問題は内政干渉である 有事法制は「自衛隊の動かし方」
ご機嫌とりでは友好につながらない 「おそれのある事態」と「予測される事態」
ODAと政界チャイナスクール 有事の際に手も足も出ない自衛隊
幻の「十五日参拝」 万が一に備えるのが国家安全保障
靖国問題をどうとらえるか アジアのための国防ではない
牽強付会(けんきょうふかい)の中国 テロと不審船が適応外となった理由
政教分離を問われるのは靖国だけ 周辺事態法との線引きをどうするか
いつまでつづく過剰な配慮 あるべき有事法制の姿とは
靖国問題に拍車をかける公明党 「シビル・ディフェンス」を確立せよ
李登輝氏訪日ビザ発給問題 不毛な「集団的自衛権」解釈
過剰配慮はかえって害をなす 平和憲法の精神は失われない
「国家の背骨」がない日本 時間のかかる歴史の証明
第二章省益あって国益なし 第五章この国は誰のものか
腰抜けをさらけ出した「金正男事件」 「憲法あって国家なし」の日本
入管は北朝鮮犯罪者にあまい? もはや時代遅れの"押しつけ憲法"
北朝鮮に「貸し」などつくれない 訓古学にすぎない日本の憲法学
危機管理体制の不備 憲法改正は"絵に描いた餅"
かつては国益重視の決断ができた 高すぎる憲法改正のハードル
北朝鮮シンパの政府.マスコミ 多岐にわたる改憲ポイント
朝鮮総聯と社民党の"日朝関係" 憲法の"呪縛"を解くべき時代
朝銀に一兆円超投入の不思議 国の根幹にかかわる外国人参政権問題
北からの使者「不審船事件」 明快憲法論議
省益優先がさらなる危機を招く 参政権は運命共同体のもの
下寄船引き揚げ反対の愚 憲法問題と人権間題を混同してはならない
本人拉致疑惑は国家の屈辱 地方参政権は国政に結びついている
「たった十人」といってのける外務官僚 外国人参政権は対韓問題
北朝鮮擁護に走る国会議員 二つの国家に忠誠は不可能
真の間題解決に立ち上がれ 精神的半独立国家ゆえの間題
「五十万トンコメ支援」の理不尽 参政権で利するのは民団と公明党
ロシア族議員といえる鈴木宗男議員 第六章日本が国家であるために
ロシアの巧みな外交戦略 小泉改革をはばむ三つの敵
最大の罪「二島先行返還論」 政治を形骸化させる「事前審査制」
鈴木宗男議員の生みの親 自民党という権力の二重構造
東京地検の専売特許「リーク報道」 小泉対抵抗勢力の激しい攻防
「検察の独走」を許すな 官僚主導政治を許す仕組み
第三章公僕(シビルサーバンド)なき国家・日本 副大臣制で生き残った「派閥順送り」
自己保身最優先の外務省 政府へ政治家を送り込め
外務省の「カネと女」 適任者ならば民間人を登用せよ
外務省と創価学会 族議員を生み出す土壌
利権漁(あさ)りの族議員が躍る農水省 全会一致と党議拘束という愚行
国家安全よりも縄張りが大事な警察 政権交代で活力ある社会を目指す
権限重視で結果は軽視の入管 日本の行く末は国民が握っている
国土交通省が国を防衛?!  
国際社会の常識への長い道のり  
PKOをおそれる日本の非常識  

あとがき(全文)

戦後日本最大の不幸を正す 国民・国家があって憲法はある! 公僕なき日本の内憂外息と再生の道


<<< 戻 る    

HIRASAWA.NET