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税金の無駄遣いをなくそう!
税金の無駄遣いほど国民の怒りを買うものはないでしょう。政治不信、官僚不信は、すべて税金の無駄遣いに源を発しているといっても過言ではありません。
自民党外交関係合同会議に、外務省が機密費についてのアンケート調査結果を報告しました。「外務省関係者約六百人にアンケートしたが、問題になるようなケースはほとんどなかった」というものでした。
平沢は、「私は三年間大使館勤務を経験しているが、在外大使館でも東京でも、外務省の機密費が無駄に使われていることは常識だ。こんなウソの報告を信用してはダメだ」と発言しました。
一部の同僚議員から猛烈な野次が飛びました。「証拠があるなら出してみろ」「出せないならいい加減なことを言うな」。私の発言は、彼等の声にかき消されてしまいました。
外務省の出先機関である在外大使館が、日本からやってきた国会議員、有名人、課長以上の役人を超豪華に接待していることは誰でも知っています。彼等がやってくると大使館員の中には、うまい酒が飲めると嬉々として接待の場を設営しているものもいました。
役人時代には、どこの役所でも、年度末になると予算の消化に必死になるのを目撃してきました。残高を数千円にして年度末を迎える役人が優秀とされるような役所内の雰囲気でした。何かが間違っていると思いませんか。
効果的に予算を使い、なるべく多くの余剰金を生み出したものが優秀で、人事面でも高い評価を与え優遇されるべきではないかとずっと思っていました。そうでなければ税金の無駄遣いはなくならないと痛感していたものでした。
税金の無駄遣いを無くすことは、「聖域なき改革」の大きな柱です。
地方交付税、道路特定財源、特殊法人の整理・民営化などの問題は、いずれも税金の無駄遣い、無駄な歳出の削減に直結しています。
総額二十一兆円もの税金が地方にばらまかれ、これを頼りに地方で不必要とも思われる大庁舎、大ホール、空港建設などの公共事業が行われていることは周知の事実です。
札幌ドームは、地方債発行部分の大半を国が支援しています。ドームの利用価値がどれ程のものか、膨大な国費を投入するに値するものなのか。国会の場で論議されたのか。自民党内でこの種の発言をするとたちまち袋たたきにあってしまいます。
自民党内で、国政の場で、こうした議論が普通に行われ、地方交付税問題、道路特定財源問題、特殊法人の整理・民営化問題など歳出削減に繋がる主要な改革が、垣根を取り払って論じられ、実行されるようにならなければ日本の再生はないと、私は考えています。
誰が真の改革の推進者か、誰が改革に抵抗し、妨害しているか、税金を払っている国民の視点で、今こそ見極めて欲しいものです。
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